okuru design/オクルデザイン

&TALK 05
kohno yui ballet studio

河野裕衣バレエスタジオ

河野 裕衣さん・達郎さん

服部緑地公園の近くにあるバレエ教室。バレエを通して体だけでなく、人として強く生きていける精神力を鍛える。生徒の年齢層は3歳から70歳と幅広く、生徒は100人を超える。

思ったことはなんでも
正直に伝えてくれる。
だから信用できると感じました。

okuru designとの出会いについて。

河野さん

共通の知人がいたんですよね。

栗原

そう。僕が一番最初に勤めたデザイン会社にいた同期のコピーライターが、河野さんの中学・高校の同級生で。

河野さん

私が自分のバレエスタジオのWEBサイトを作りたいと言って、紹介してもらいました。

栗原

でも最初の打ち合わせで、スタジオの図面を見せてもらったとき、ちょっと設計に関する意見を言わせてもらって。

河野さん

私の父親の知り合いの施工会社にお願いしていたのですが、私の想定よりも見積額が高くて、完成イメージも他のバレエスタジオと似た感じ。このままでいいか迷っていたところ、栗原さんが知り合いの設計士さんを紹介してくれたんです。

栗原

僕としてもWEBサイトをつくる以上、いい写真が撮れる空間にしたいなと思ったんです。あと、この緑地公園界隈は若いファミリーが多いので、若いお母さんが「うちの子を通わせてみたい」と思うようなおしゃれな外観や内装にした方が良いと思いました。

河野さん

想定通り、うちのスタジオの前を通りがかって、外観がかわいいから惹かれたって言ってくださった方もいました。 栗原さんは思ったことをちゃんと全部言ってくれるから信用できるなって思ったんです。しかも紹介してくれた設計士さん、バレエ経験者だったんです。だから荷物が置けるロフトを作ってくれたり、バーを真鍮製にしてくれたり、細かい指示をしなくても素敵な空間を作っていただけました。

栗原

WEBサイトを作るにあたり、ほかのバレエ教室のサイトをたくさん見たんですが、力を入れて作っているところが少ないなという印象で。だから良いデザインのサイトを作れば、他と差別化できるんじゃないかと確信がありました。

河野さん

もともと予定していた施工会社さんと分担しながら作業いただいて、無事に素敵な空間になって、WEBサイトの評判もいいんですよ。

栗原

僕もこのWEBサイトを見てくださった福岡の会社から仕事の依頼がきたんです。「この世界観がいい」って言ってもらえて、うれしかったですね。 河野さんご夫妻は僕と同世代。このバレエ教室のオープンと僕の独立も同じ時期だったのもあって、「いっしょに頑張っていこう」という気持ちで取り組ませていただきました。

仕事のやり取りのなかで印象的だった出来事は?

栗原

僕はオープニングレセプションがすごく思い出に残っています。

河野さん

バレエ教室オープンの1週間前にこれまでお世話になった人を呼んで、近所の方へのお披露目もかねてイベントをしたんですよね。

栗原

知り合いのごはん屋さん(onishisantoko)にケータリングを出してもらって、僕がシルクスクリーンのワークショップをやりました。来場者にバレエシューズ袋にご自身でロゴをシルクスクリーンでプリントして。

河野さん

シューズ入れにロゴを入れるってアイデアが素敵でした。うちに通ってくれなくても、これを使ってくれさえすれば宣伝にもなりますから。あのワークショップは予想以上に大盛況でしたね。

栗原

僕にとっても、イベントを手伝って、河野さんにもお客様にも楽しんでもらえたのは、すごくいい成功体験。「依頼されたものを作るだけがデザイナーじゃない、僕がやりたかった仕事はこれや!」と思えた体験でした。

河野さん

レセプションをやりたいって言ったのは私でしたが、ケータリングを呼んで街の人も巻き込んで大々的にやろうって提案してくれたのは栗原さんでしたもんね。

栗原

予想では30~40人くらいお客さんが来たらいいかなと思っていましたが、結果100人ほど来てくれて。

河野さん

みんなで食べてしゃべって。居心地がよかったのか、長居する人も多かったですね。そうそう、WEBサイトで使う写真を撮影した日も楽しかった。

栗原

カメラマンさんともみんなで和気あいあいと楽しめましたね。

河野さん

私が元教え子をモデルに呼んでここで撮影したんですけど、カメラマンの山口さんがすごくいい感じに撮ってくださって。

栗原

WEBサイトづくりの集大成がオープニングレセプションという感じでした。

現在の関係性について。

河野さん

スタジオは開校以来、どんどん大きくなってきたので何かと新しいアイテムを作ってもらっています。リーフレット、封筒、月謝袋もオリジナルで作ってもらいましたね。今度はね角印をお願いしたいです。

栗原

年に1~2回、こういった追加発注をいただいていますね。

河野さん

空間もロゴもWEBサイトも、せっかくここまでおしゃれに仕上げてもらったから、ほかの細々したアイテムも世界観を統一したいんですよね。もちろん他のバレエ教室との差別化にもなると思っていて。小さなことの積み重ねが、結果的に大きな差につながると思っています。

栗原

いろんなツールを作りましたが、どれを一番気に入ってくれていますか?

河野さん

ロゴですね。私たち夫婦がポーズを取っているイラストにしてもらいましたが、こんなロゴ、他にはなかなかないと思う。

栗原

お二人が並んでいる姿がよかったので、二人を絡めたロゴにしたいなと。

河野さん

おかげさまで、検索エンジンでも「北摂 バレエ」「豊中 バレエ」で検索すると、うちのWEBサイトがけっこう上位にきますよね。

栗原

検索の上位にするにはいろんな要素がありますが、外部からのアクセス数が多かったり、マメに更新していたりすると、検索順位は上がる傾向があるので、多くの人に見てもらえた証拠ですね。

河野さん

ブログの書き方も栗原さんに教えてもらって更新して。

栗原

僕がどうにかできるのはWEBサイトの立ち上げまで。作って終わりではなく、いろいろ動いてくださったから、アクセス数が増えたんだと思います。WEBサイトを育ててくださっているんだなと感じてうれしいですね。

河野裕衣バレエスタジオ

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