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AI講義をとおして気づいたこと

2026.07.07 | スタッフ雑記

今日は、okuru designで
はじめてのAI勉強会が開催された。

講師として来てくださったのは、
北摂・千里山にある珈琲自家焙煎所
「Senri Maison Coffee」の店主、清水さん。

最近どこでも話題が尽きない「AI」について、
弊社でもしっかり向き合い、仕事にどう取り入れていくかを考えるため、
みんなで学ぶ時間となった。

お話を聞く中で、初めて聞く言葉も多く、
AIの性能や、新しいツールもたくさん紹介していただき、
「こんなことまでできるのか」ととてもワクワクする内容だった。

その中で、私が一番印象に残ったのは、新しい機能やサービスの話ではなく、

「AIを使いこなすには、自分の考えを言葉にする力が必要なのかもしれない。」
ということだった。

私は専門学生の頃、先生からこんなことを教わった。

「自分が好きだと感じたものは、
どこが好きなのか説明できるようになりなさい。
説明ができないと、自分で表現したいと思ったときに再現できないよ。」

当時は、デザインをするために必要な考え方なのだと思っていた。
それ以来、「なんとなく好き」「なんとなくいい」で終わらせず、

どこが好きなのか。
なぜそう感じたのか。
どんな印象を受けたのか。

できるだけ言葉にして、自分の中に積み重ねることを意識するようになった。
今回の勉強会で、その習慣がAIと向き合うときにも活きてくるのかもしれないと感じた。

AIに「いい感じにしてください」と伝えるだけでは、
自分が思い描いているものとは少し違うものが返ってくる。

誰に届けたいのか。
どんな印象を持ってほしいのか。
なぜその表現を選びたいのか。

そんな背景まで丁寧に伝えていくことで、
少しずつこちらの意図に近づいてくれる。

「AIを使いこなす」というよりも、
「AIと対話する」という感覚に近いのかな、と思った。

AIを使う上で大切なのは、プロンプトを書く技術だけではないのかもしれない。

自分が何を考え、なぜそう思うのか。
その考えを整理し、相手に伝わるように言葉にすること。

考えてみると、この力はAIだけではなく、普段の仕事でも大切なことだと感じた。

クライアントへの提案も、社内での打ち合わせも、
自分の意図を言葉にすることで、少しずつ同じ方向を向けるようになる。

AIについて学んでいたつもりが、
自分自身の仕事の進め方を改めて見つめ直す時間にもなっていたように思う。

デザインを学び始めた頃から大切にしてきた「なぜそう思うのか」を言葉にする習慣。
AIと向き合う今になって、また別の形で役に立つとは思ってもみなかった。

AIはこれからもっと身近な存在になっていくのだと思う。

だからこそ、新しい機能を知ることだけではなく、
自分が何を考え、どう伝えるのかという部分も、これから大切にしていきたい。

今回の勉強会は、AIについて学ぶ時間であると同時に、
自分自身の仕事との向き合い方を改めて考えるきっかけになった。

七夕の今日。
自分の考えを、丁寧に言葉にできる人でありたい。
そんな願いを、心にそっと抱いた。

 文 杉本 月

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