休日日記 2026.08.02
2026.08.02 | スタッフ雑記
今日は朝から同僚と一緒に、栗原さんがデザインを担当された
サンドイッチ屋さん「SÖTSAN」へ訪れた。
外観も店内もとてもおしゃれで、
扉を開けるとお肉の焼ける香ばしい香りがふわりと広がっていた。
メニューはどれもボリューム満点。ガッツリお肉系のサンドイッチから、
野菜たっぷりの魚介系まで種類も豊富で、どれも魅力的だった。
エビとアボカドのサンドイッチと、サーモンのバゲットサンドを注文し、
みきさん、りょーこさんと三人でシェアすることに。
運ばれてきたサンドイッチは、思わず見惚れてしまうほど美しい断面。
彩りも鮮やかで、具材がぎっしり詰まっている。
見た目だけではなく味も本当においしく、
スタッフさんも気さくで丁寧な方ばかりで、
朝からとても心地よい時間を過ごすことができた。


お腹も心も満たされたあとは、
みきさんが主催者として参加されている、
創造社デザイン専門学校の先生と卒業生による作品展を見に、
「イロリムラ」へと向かった。
ギャラリーの中はたくさんの人で賑わい、
どこか学生時代の学園祭を思い出すような懐かしい空気が流れていた。
イラストや文章をまとめたZINEが数多く並び、
一冊一冊にそれぞれの個性が詰まっている。
私と同じ苗字のデザイナーさんがいて、
描かれていた漫画がゆるくてかわいらしく、
ZINEの文章にも惹かれたので、一冊購入した。


一時間ほどじっくり作品を眺めたあと、次に向かったのは「喫茶路地」。
ここでは、イラストレーター・安福望さんと、
歌人・岡野大嗣さんによる「ユニバーサリー・アニバーサリー展」が開催されていた。
喫茶路地を訪れるのは初めてだった。
店内は静かな時間を大切にする空気が流れ、
壁一面には安福さんの原画と岡野さんの言葉が展示されている。
落ち着いた空間の中で、一つひとつの作品をゆっくり味わうことができた。
実は、お二人の展示には少し思い入れがある。
11年前、中崎町のギャラリー「モノコト」で開催されていた
お二人の展示を見に行ったことがあった。
その日は偶然、安福さんが在廊されていて、
サインをいただきながら少しお話ししたことを今でも覚えている。

当時、専門学校一年生だった私は、その日のことを絵日記に残していた。

会場に置かれていたA3サイズほどのパターンイラストのフリーペーパーが
あまりにも可愛くて、ホクホクした気持ちで持ち帰ったことを、今でもよく覚えている。
その展示を見に行ったのが2015年7月31日。
翌年の2016年8月5日から7日までの三日間、
私は友人たちと3人で、同じ「ギャラリーモノコト」でグループ展を開催した。

あの頃は夢中で作品をつくっていて、「同じ場所で展示をする」ということの意味を
深く考える余裕はなかったけれど、今振り返ると、とても特別なことだったのだと思う。
岡野さんの、軽やかでどこかくすっと笑える言葉。
その言葉をやさしく包み込むような、安福さんのあたたかくて愛らしいイラスト。
あの頃、大好きだった世界観は、11年経った今も変わらず大好きだった。
学生だった頃の私は、ただ憧れながら作品を眺めていた。
そして今は、作品を楽しみながらも、「私も早く自分の作品を完成させたい」と
思いながら展示を見ている。
11年という時間は流れたけれど、「好き」という気持ちは少しも変わっていなかった。
むしろ、ものづくりを仕事にした今だからこそ、
あの頃とは違う視点で作品を見られるようになった気がする。
今日はいろいろな展示を見て、たくさんの作品に触れた。
焦る気持ちもある。
でも、それ以上に「私もつくりたい」という気持ちをたくさんもらえた一日だった。
11年前に憧れていた世界は、今も変わらず私の背中を押してくれている。
完成したときの景色を想像しながら、また少しずつ、自分の手を動かしていこうと思う。
みきさん、展示に誘ってくれてありがとう。
りょーこさん、一日一緒に過ごしてくれてありがとう。
また三人で出かけられる日を楽しみに、明日からの仕事も頑張ろうと思う。
文 杉本 月

