今日のつぶやき 2026.08.04
2026.08.04 | スタッフ雑記
今日は、同僚と一緒にクライアントさんが出展しているイベント
「文紙MESSE2026」へ行ってきた。
ミワックスさんのブースでは、
マスキングテープ作家のフミノナさんが制作実演を行い、
新作のカッティングマットを楽しむ、お試し体験もすることができた。
そこで初めて、マスキングテープアートを体験した。
夢中になって手を動かすこと約30分。
あまりの楽しさに、あっという間に時間が過ぎていた。
フミノナさんの作品はたくさん見ていたけれど、
実際に作ってみると、想像以上にむずかしかった。
作品を見ているだけでは気付けない、
マスキングテープアートの楽しさや、むずかしさを、
知ることができる貴重な体験だった。
体験を終えてふと思ったのは、
「誰かの仕事を体験できる機会って、意外と少ないな」ということ。
仕事の楽しさをほんの少しでも味わってもらえる時間って、とても素敵だと思った。
同時に、自分自身の仕事である「デザイナー」という職業について、
どの瞬間が一番楽しいだろうと、あらためて考えた。
私がデザインを「楽しい」と感じる瞬間は、
想いを紐解く時間。
お客様にヒアリングをして、大切にしている想いを整理し、言葉にしていくこと。
形を模索する時間。
「どんな形にしたら伝わるだろう」と、ラフを描きながら考えること。
実際の制作が始まると、少し苦しくなる。
「これだ!」と思っていたラフが思うように形にならず、何度もやり直すこともしばしば。
それでも、試行錯誤を繰り返す中で少しずつ形が見えてくる瞬間は、何度味わっても面白い。
そして何より、完成したデザインをお客様へ届ける瞬間。
デザインは自分のためにつくるものではなく、
相手の想いを受け取り、形にして届ける仕事だ。
だからこそ、「想いを汲み取ってくれてありがとう」という言葉をいただけた時、
はじめてデザインが完成するのだと感じている。
専門学生の頃、憧れていたデザイナーさんのワークショップに参加したことがある。
その体験を通して、「デザインってなんて楽しいんだろう!」と、
憧れがさらに大きくなったのを覚えている。
いつか私も、誰かにデザインの楽しさを届けられるような、
そんな体験をつくってみたいと思った。
誰かにとっての「出会いのきっかけ」になれたら、それほど嬉しいことはない。
文 杉本 月

